午後のある昼下がり。ある一家では家族会議が開かれていた。
父「よし、(1)の週末は出かけるか!」
母「あら、どういう風(2)吹き回し?」
姉「パパ、(3)にか企んでるんじゃない(4)?」
父「な、失礼な!(5)ぞくサービスだよ」
姉「どうだ(6)」
弟「で、どこに行くの?」
父「東京ディズニーランドに行くぞ!」
母「えっ、ほ(7)とに?!」
姉「パパ、愛してる!」
弟「やったー!」
父「お前たちは当日(8)計画を考えておきなさい」
弟「何に乗りたい?」
母「やっぱり絶対に乗ってお(9)たいのは…」
母姉弟「「「白雪姫!!」」」
父「えっ!」
母「やっぱり気品溢れる(10)ょおうさまに憧れるわぁ」
弟「あ(11)手に汗握る崖上の決戦シーンは外せな(12)よね!」
姉「数年前に待(13)列のアナウンスが変わったから聞きに行かなきゃ」
弟「ところであのアナウンスって誰なの?」
姉「あれは七人のこびとの先生ね。言葉を言い間違えるっていうキャラだから」
母「確かに声だけだから、熊倉さんじゃないとピンと来づらいか(14)しれないわね」
姉「その点、英語アナウンスのおこりんぼは安心のコーリー・バートンだからね!」
弟「ハニーハントのティガーとかはちゃんと名乗ってくれるから配慮が行き届いてるよね」
姉「安全なことが大好きと豪語するティガーなんて、私にとっては解釈違いだわ」
弟「(15)ゃあどんな台詞ならよかったのさ?」
姉「安全なことをまじ(16)にアナウンスするのだから、ラビットなんかが適任ね」
弟「キャラクター自体(17)変えちゃうんだ」
母「私に言わせれば玄田さんの新録音声は贅沢で最高だわ。チケット代がこうした営みに(18)かわれているのなら、値上げだって気にしないわ。」
姉「白雪姫だけど、つ(19)けて何回乗る?」
父「え、何回も乗るの…?」
弟「あれ、お父さん。や(20)に静かだと思ったらどうしたの?」
父「そ、そんなに何回も乗らなく(21)もいいんじゃないかな…」
母「どうして?せっかくのディズニーなの(22)?家族全員で白雪姫に最低10回は乗らなくてどうするのよ」
父「魔女が怖いから(23)り……」
白雪姫へ並々ならぬ情熱を燃やす彼らの計画会議はまだまだ終わりそうにない。
oTobokeから送信